八丁湯の食事&川俣湖~湯西川~塩の湯めぐり
八丁湯の食事はまあ、秘湯にあるありきたりなもの(すみません、こんな表現で)。
岩魚の塩焼き
お刺身
巾着と野菜の煮物(湯葉があるのが日光らしい)
酢の物
舞茸としし唐の天ぷら
鍋物
お吸い物
内容は山の宿特有のありがちなもので、それ自体はかまわないのだけれど、大広間で食べるにしても、天ぷらくらいは揚げたてを出す程度の配慮は欲しかったです(最初から出ているので食べる時はすっかり冷めていた)。
八丁湯の朝食
こちらもまあ普通の旅館の朝食ですが、味噌汁の大根にすが入っていたのは少々いただけませんでした。
この時期、塩原あたりでは名物の大根が一番おいしい季節なのに…。
八丁の朝は早く、朝食は7時、チェックアウトは9時です。
10時出発を想定していた私たちは1時間早く出発と相成りました。
女夫渕温泉に着いたのはまだ10時前。
とりあえず、近くにある平家平温泉「こまゆみの里」に立ち寄りをお願いしたのですが、「今日は三連休で宿泊の方も多く、ちょうど風呂も清掃時間なので立ち寄りは断っています」とのこと。
ここは作戦変更して、共同湯をめぐることに。
まず立ち寄ったのは、川俣湖共同浴場「上人一休の湯」。
一見センター系っぽいので期待してなかったけど、これがなかなか
湯口からザバザバと流れるお湯は、PH9.8のアルカリ泉。
ヌルヌルの美人湯でした。
思った以上の収穫で勢いづき、次の目的地・湯西川へ。
電話で予め入りたかった古民家の宿「清水屋旅館」で断られていたので、思い切って高難度の湯西川温泉公衆浴場へ行きました。
高難度、というのは、脱衣所・浴場とも仕切り無しの純粋な混浴だからです。
が、着いてみて、そのたたずまいの鄙びさにもう虜になりました。
たまたま地元で居合わせた老夫婦と話が弾みました。
ご夫婦は一日おきにここへくるそうですが、「ここだけの話、湯に注がれている2本のパイプのうち、水のようにぬるいほうがもともとの源泉だった。でも、周りに旅館が増えるにつれて湯が少なくなり、今のように水みたいになったので、もう一本の太いパイプに隣の旅館のお湯をもらって流し込んでいる。ボーリングをすればもっと出る可能性はあるが、そのためには数億かかるからこの村ではもう無理。だから、ここの旅館のほとんどは源泉に水道水を足していて、この共同浴場は掛け流しだから、一番お湯がいい」とのことだtった。
実はもう一つジモがあるのだけれど、さすがにそのご老人を持ってしても組合員以外は入らせるわけには行かない、地元の人間達に絶対に怒られる、とのことでした。
う~ん、残念。
ご老人のそばで時折相槌を打っているちょっとシャイでお洒落な奥様(ピアスとネックレス、ブレスレットも外さずご入浴!)の頭をご主人が洗っているほほえましい姿を見つつ、共同浴場を後にして、昼食。
まずは有名な会津屋豆腐店へ。
ここはメニューが湯豆腐か冷奴しかない、というまさに豆腐屋の真骨頂。
さすがに寒いので、今回は湯豆腐を注文しました。
薬味は、おぼろ昆布に花かつお、みそでした。
この店のおかみとしばし話をしたのだが、この村は平家の落人の里ということで、ずっとひっそりと暮らしてきたとのこと。
その名残で、鯉のぼりは飾らない、鶏は飼わない、という風習があるとのこと。
地方へ行くとこのような珍しい話が聞けてなかなか面白い。
おいしい豆腐に舌鼓を打って店を出ると、右方向の石段の上に何やら風情のある蕎麦屋が…。
さすがに豆腐一丁では物足りないので行ってみる事に。
蕎麦屋の名前は「平家そば志をや」。
リンクした食べログには、この地(平家の落人の里とされる)名物の平家そばについての記述があるが、私たちが食べたのは普通のざる蕎麦&掛け蕎麦。
蕎麦は、打ったそばをざくざくと包丁で切った感じの十割そばと思われる、しこしことした歯ごたえの蕎麦。
ただし、この歯ごたえは冷たい蕎麦に限る。
温かいほうは少々柔らかく、歯ごたえが物足りない。
蕎麦を注文すると、蕎麦湯のほかにお漬物がつく。
これが家庭的でなかなかいい。
そろそろ那須塩原へレンタカーを返さなくてはならないが、塩原近辺の渋滞がどの程度なのか予測がつかないので、とりあえず塩原まで行ってみた。
着いてみると思ったほど混んでいなかったので、ちょっと贅沢をして、塩の湯温泉・明賀屋本館で休息することに。
ここは、立ち寄り料金2100円という高額だが、名物の川沿いの露天&内湯と貸切部屋での休息(タオル&バスタオル&浴衣付き)2時間が付いていてゆったりと休息できる。
名物の川沿いの露天も内湯も貸し切り状態。
ナトリウム塩化物泉に浸かった身体はいつまでも温かく、部屋で時間いっぱいまどろみました。
三連休は本当に久しぶりにゆっくり出来てよい休暇となりました(了)
岩魚の塩焼き
お刺身
巾着と野菜の煮物(湯葉があるのが日光らしい)
酢の物
舞茸としし唐の天ぷら
鍋物
お吸い物
内容は山の宿特有のありがちなもので、それ自体はかまわないのだけれど、大広間で食べるにしても、天ぷらくらいは揚げたてを出す程度の配慮は欲しかったです(最初から出ているので食べる時はすっかり冷めていた)。
八丁湯の朝食
こちらもまあ普通の旅館の朝食ですが、味噌汁の大根にすが入っていたのは少々いただけませんでした。
この時期、塩原あたりでは名物の大根が一番おいしい季節なのに…。
八丁の朝は早く、朝食は7時、チェックアウトは9時です。
10時出発を想定していた私たちは1時間早く出発と相成りました。
女夫渕温泉に着いたのはまだ10時前。
とりあえず、近くにある平家平温泉「こまゆみの里」に立ち寄りをお願いしたのですが、「今日は三連休で宿泊の方も多く、ちょうど風呂も清掃時間なので立ち寄りは断っています」とのこと。
ここは作戦変更して、共同湯をめぐることに。
まず立ち寄ったのは、川俣湖共同浴場「上人一休の湯」。
一見センター系っぽいので期待してなかったけど、これがなかなか
湯口からザバザバと流れるお湯は、PH9.8のアルカリ泉。
ヌルヌルの美人湯でした。
思った以上の収穫で勢いづき、次の目的地・湯西川へ。
電話で予め入りたかった古民家の宿「清水屋旅館」で断られていたので、思い切って高難度の湯西川温泉公衆浴場へ行きました。
高難度、というのは、脱衣所・浴場とも仕切り無しの純粋な混浴だからです。
が、着いてみて、そのたたずまいの鄙びさにもう虜になりました。
たまたま地元で居合わせた老夫婦と話が弾みました。
ご夫婦は一日おきにここへくるそうですが、「ここだけの話、湯に注がれている2本のパイプのうち、水のようにぬるいほうがもともとの源泉だった。でも、周りに旅館が増えるにつれて湯が少なくなり、今のように水みたいになったので、もう一本の太いパイプに隣の旅館のお湯をもらって流し込んでいる。ボーリングをすればもっと出る可能性はあるが、そのためには数億かかるからこの村ではもう無理。だから、ここの旅館のほとんどは源泉に水道水を足していて、この共同浴場は掛け流しだから、一番お湯がいい」とのことだtった。
実はもう一つジモがあるのだけれど、さすがにそのご老人を持ってしても組合員以外は入らせるわけには行かない、地元の人間達に絶対に怒られる、とのことでした。
う~ん、残念。
ご老人のそばで時折相槌を打っているちょっとシャイでお洒落な奥様(ピアスとネックレス、ブレスレットも外さずご入浴!)の頭をご主人が洗っているほほえましい姿を見つつ、共同浴場を後にして、昼食。
まずは有名な会津屋豆腐店へ。
ここはメニューが湯豆腐か冷奴しかない、というまさに豆腐屋の真骨頂。
さすがに寒いので、今回は湯豆腐を注文しました。
薬味は、おぼろ昆布に花かつお、みそでした。
この店のおかみとしばし話をしたのだが、この村は平家の落人の里ということで、ずっとひっそりと暮らしてきたとのこと。
その名残で、鯉のぼりは飾らない、鶏は飼わない、という風習があるとのこと。
地方へ行くとこのような珍しい話が聞けてなかなか面白い。
おいしい豆腐に舌鼓を打って店を出ると、右方向の石段の上に何やら風情のある蕎麦屋が…。
さすがに豆腐一丁では物足りないので行ってみる事に。
蕎麦屋の名前は「平家そば志をや」。
リンクした食べログには、この地(平家の落人の里とされる)名物の平家そばについての記述があるが、私たちが食べたのは普通のざる蕎麦&掛け蕎麦。
蕎麦は、打ったそばをざくざくと包丁で切った感じの十割そばと思われる、しこしことした歯ごたえの蕎麦。
ただし、この歯ごたえは冷たい蕎麦に限る。
温かいほうは少々柔らかく、歯ごたえが物足りない。
蕎麦を注文すると、蕎麦湯のほかにお漬物がつく。
これが家庭的でなかなかいい。
そろそろ那須塩原へレンタカーを返さなくてはならないが、塩原近辺の渋滞がどの程度なのか予測がつかないので、とりあえず塩原まで行ってみた。
着いてみると思ったほど混んでいなかったので、ちょっと贅沢をして、塩の湯温泉・明賀屋本館で休息することに。
ここは、立ち寄り料金2100円という高額だが、名物の川沿いの露天&内湯と貸切部屋での休息(タオル&バスタオル&浴衣付き)2時間が付いていてゆったりと休息できる。
名物の川沿いの露天も内湯も貸し切り状態。
ナトリウム塩化物泉に浸かった身体はいつまでも温かく、部屋で時間いっぱいまどろみました。
三連休は本当に久しぶりにゆっくり出来てよい休暇となりました(了)
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